お客様と協議を進めて行く中、接触式(熱伝導)での加熱は、構造上不可となり、非接触加熱である「熱風」か「近赤外線ランプヒーター」での加熱を検討して行く事に。
熱風での加熱では、成功しましたが、排熱処理が構造上困難との事。


ランプヒーターで実験をしました。
銀ローを溶かす為には、700℃以上の温度が必要との事なので「TYPEフォーカス ミラー金メッキタイプ 200V5KW(NQIR-F3-280-200/5-G)」にて実験。
スライダック(電圧調整器)にて電圧150Vで溶解を確認。
周辺の機器に熱影響を与えないように、遮へい板(のぞき穴のような構造)を用いて実験をしても、溶解を確認できました。

続いて、ヒーターをコンパクトにしたいとの事なので「スポットヒータータイプ100V1KW」で実験をしました。
(近赤外線ランプヒーターNQIR-S4-120/110/45-100/1)
こちらも、うまく行きました。
早速、実機レベルでの実験をして行く事になりました。130524 加島