金型加熱には、カートリッジヒーターを使用するのが適しています。それは、カートリッジヒーターは、高いワット密度(W/㎠)で製作する事が可能で、効率よく熱交換をする為に外径公差の精度が優れているからです。
ですが、カートリッジヒーターは、曲げる事が出来ないので、今回のような事案では、曲げる事の出来るシーズヒーターを使用するしかありません。
シーズヒーターは、外径公差の精度が良くありませんし、曲げる事による外径の変形も生じますので、金型への熱伝導効率が悪いです。
対策として、シーズヒーターのワット密度(W/㎠)を下げ、隙間をサーモセメントで埋める事により、シーズヒーターの寿命と熱伝導効率を上げております。
ですが・・・
市場のニーズとして「高ワット密度で外径精度のあるヒーター」が求められて来ております。
現在の機械加工技術の進歩は目覚ましいものがあり、ヒーターを埋設する溝も精度よく加工する事が可能になって来ました。
加島では、現在「曲げる事の出来るカートリッジヒーター」の開発を進めております。
140130加島
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