2016年2月23日火曜日

制御盤改造工事をさせて頂きました。

液体加熱シーズヒーターを多数ご使用のお客様より、シーズヒーターの表面温度を下げ液体への温度ダメージを軽減したいとのご相談を頂きました。

既設制御盤では、ON/OFF制御での為、シーズヒーターのワット密度により表面温度が、それなりに高く液体に影響が出ているようです。

制御盤に勾配設定器を取付け電圧調整をしてシーズヒーターの表面温度を下げる事にしました。
当然、出力(容量)も下がる事になるので、昇温時間が遅くなってしまいますが、重大な弊害になる様であれば、シーズヒーターを追加する事により容量を補う事も考えております。


真空炉のヒーター交換修理

カンタルAF線のリボン線をメンテナンスの為、炉内を交換工事をさせて頂きました。
想定外の事が多発し予定を大幅に遅れてしまい、立会を頂きましたお客様には、ご迷惑をお掛けしましたが、やりとげる事が出来ました。

設定温度の900℃の昇温も確認でき、真空度も以前より上がっておりました。